FIFTHWORLD
SUMMER JOURNEY 2010
STORY
『LOST CRESTS』第二楽章
〜失われた紋章 #1〜
人々が高揚感に身を任せ、祭典の時を今か今かと胸を膨らませている時、慌てて民衆の一人がまるで幽霊でも見たかのような青ざめた顔で会場に駆けて来た。
「どうしたのです、フェーン。」
「それが、エレーナ様! 紋章が・・・・紋章が・・・消えているのです!!」
フェーンは、いよいよ祭典のために紋章を会場に運ぶ儀式を行うため、奉納の間への重い扉を開けたところ、2つの紋章の一つが消えていること見つけたという。
彼が言うには、「愛情」を司る「ピピの紋章」がその場から失われているという。
人々からはそれまでの高揚感がウソのように失われていき、一転、不安な空気が辺りを支配し始めるのを感じた演奏家達の音楽は次第に闇の要素を増していく。
そうした中、紋章を運ぶ巫女の一人であるミーニャが力強い言葉で民衆に訴えかけた。
「フェーン、そしてみなさん、心配することはありません!私たちが必ずピピの紋章を見つけてきましょう。
みなさんは紋章が取り戻されることを祈って、音楽に身を委ねるのです。その想いが「ピピの紋章」へ伝わる時、必ずやみなさん再び「ピピの紋章」と「エングゥの紋章」を目にすることができるでしょう。」
そしてそのまま、ミーニャ、エレーナ、ウーパ、3人の巫女たちが紋章を見つけるために、祭典の会場をあとに旅に出ていった。
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