
Montage
Suite
Information page(一部)
Melting
into the moonlight,
the dance will set your heart free
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2000/05/06/Sat
@ Club Montage |
at
Club Montage
DJs: |
Kei
Kobayashi
(Routine Jazz)
Yoichiro Ito
(Akakage)
Shohei Mitani
(Ritmo Fantastico)
WARA(朝焼け番長)
Shunichi Takemoto
(illusion suite) |
Design: |
Atsuko(in
London) |
Art
Work: |
Akino
Okuya |
夢宙工房Presentsとして初のOne
Night Partyを行ったこのMontage Suite。
ジャズシーンにおけるGW最大の目玉と銘打ってのお祭りはMontage史上においても全ての記録を大幅に塗り替える一大イベントとなりました。
急遽DJの変更もあり
伊藤陽一郎氏、三谷昌平氏の決定により、過去になんらかの形で 全員が別々の形で 絡み合ったことがありながら、全く絡んだこともないという不思議な組合せの中、予定調和のまったく効かない、
オープン前からわくわくした感覚が離れない、そんな今のジャズシーンでは少なくなったイベントでした。
フライヤーデザインも今回は、現在ロンドンでフリーランスでのデザインワークも行い、有名なクラブイベントのフライヤーデザインも手がけているAtsukoが担当。
その昔、DAWNのフライヤーでもものすごい反響を呼んでいたけれど、本当に彼女のデザインが好きで、遠隔地でのやり取りでもお願いしてしまったのもまた大成功な出来栄え。本当にありがとね!>あつ。
季節感と、パーティーを楽しみにしてくれるその秀逸なデザインもまた今回の目玉でした。
早い時間帯の目玉となった伊藤陽一郎氏のプレイ前から、すでにフロアは超満員の状態で大盛り上がり。そしてバトンが径さんに渡されると腰にぐっと来る選曲の嵐。フロアでステップを踏む足を睨みながらの場面の切り替えで、径さんの選曲から目が全く離せない状態。フロアは全く隙間がない状態で、中も外も人が溢れてしまう申し訳ない状態でした。
続いての三谷さんになる時には、ブースで径さんと並んでの光景は、かつて一世を風靡したFree
Soul Undergroundを彷彿とさせる、あのスパークした状態を連想せずにはいられない瞬間。選曲は自身の曲も交えてのボッサ〜ハウスの選曲。これがまたかっこよかった♪
武本くんもこの日のフロアに合わせつつも、彼ならではの最高にかっこいい選曲で、思わず唸らずにはいられない時間。ジャズがいかに楽しいかということを教えてくれた選曲でした。
そして二度目の径さんの選曲。ようやくフロアが少しだけ踊れるようになったにもかかわらず全くそのテンションは落ちず、むしろどんどんあがっていった末で繰り出されたLa
Fete。先に予感していた、フロア中がポジティブな空気で充満した懐かしいあの空気がよみがえった瞬間。
そしてトリを務めたWARAならではの晴れやかなボッサ〜ラテンの
選曲でフロアの空気が一つになっていく。笑顔がこぼれっぱなしになる最高に楽しい時間は、この日2度目のLa
Feteで(笑)幕を閉じました。
とにかく、140人もの人と過ごした一夜。細かいところでは反省材料はいくらでもあるのだけど、これだけ楽しい時間に出来たのも、きてくれたみなさんのお陰だと思います。そして普段はこんなラインナップのイベントは有り得ないMontageのスタッフのみなさんの
多大な協力があってこそのパーティーだったと思います。
そして、6月の夢宙工房でのファイナル発表へと続く布石でもあったパーティー。
ジャズシーンはまだ終わらないと実感させてくれた楽しかった一夜でした。
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